育毛剤の正しい使い方とマッサージの仕方を理容師が教えます!

多くの育毛剤が発売されていますが、有効成分を浸透させるために、正しく使わなければ効果を最大限に発揮できません。

育毛剤にはノズルタイプ、スプレータイプ、スポイトタイプと容器によって液体の付け方が違いますが、ただ何も考えす付けているだけでは無駄になるかもしれないのです。

とはいえ、頭皮には肌と同じバリア機能があって、外界からの異物から守ろうとしています。そのバリア機能をかいくぐって育毛剤の浸透をいかにさせるかが大切になるのです。

育毛剤の有効成分が浸透しなければ、何の効果も期待できなくなります。

ここでは、育毛剤の効果を活かすための正しい付け方について解説しています。

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1日に付ける回数は1回それとも2回?

育毛剤塗布

ほとんどの育毛剤の使用方法には1日に2回使うよう書かれています。いつ使うのかというと、夜(シャンプー後)と朝に使用します。

夜にシャンプーする人がほとんどだと思いますが、シャンプー後は最も頭皮が綺麗で余分な皮脂汚れがありませんよね。この時が一番育毛剤の浸透が高い状態だからです。

朝に使う理由の一つは、育毛剤の成分を1日中浸透させておき、効果を持続させておきたいからです。
頭皮の奥に浸透した成分は長くて12時間、平均すると7~8時間と言われています。今のところナノインパクト100が徐々に分解されながら成分を放出する技術により、「持続力」が12時間あるとされています。

また、育毛剤には皮脂分泌の抑制や、フケ・かゆみを防ぐ成分も配合されていますので、日中の頭皮への負担を抑えるためにも朝は付けないといけません。

なお、育毛剤の成分の浸透が良いからといって、朝シャンはよくありません。なぜなら、ある程度の皮脂は外界から守るために必要で、それを取ってしまうのはNGです。また夜洗って、朝も洗浄剤を使うのは頭皮トラブルの原因になります。

シャンプーの仕方が大切

シャンプー

夜はシャンプーした後に育毛剤を塗布しますが、ただ闇雲にシャンプー(洗髪)をしてはいけません。シャンプーの仕方は育毛の第一歩とも言えますので、おざなりにしてはいけません。

洗髪という言葉があるのですが、シャンプーは髪の毛よりも頭皮を重点的に洗うことが大切です。

理容師が奨める正しいシャンプーの方法!二度洗いで詳しく解説しているように指の腹で揉むようにマッサージしながら洗います。

一般的なゴシゴシ洗いは頭皮を傷つけてしまいますので注意が必要です。またシャンプー剤が残らないように十分すぎるほどのすすぎ洗いをしましょう。
髪の量によって何分流せば良いのかはいえませんが、シャンプー剤が取れたなと思うよりも、もう一段長く流すぐらいの気持ちで良いと思います。

圭介画像
マスター圭介

一時期は頭皮の皮脂を悪者扱いにして、とにかく油や汚れをバッサリと落とさないと育毛剤の浸透のためにも良くないとされていました。最近は全てを洗い流すのは良くないと分かってきましたので、必要な皮脂は残しつつ、さっぱりとした洗い上がりのアミノ酸系シャンプーが主流になりました。

育毛剤は頭皮に満遍なく塗布する

育毛剤達

育毛剤は頭皮にまんべんなく行き渡るように塗布しましょう。

ノズル式やスポイトタイプは頭皮に直接触れて付けることができるのがメリットですが、付けて、指の腹で伸ばすのを素早くしなければ垂れてくることがあります。
最近の育毛剤は保湿力、粘力がありますので垂れにくくなっていますので助かります。

なお、育毛剤の容器で一番多いのがスプレータイプです。指でシュッシュッとするだけで良いので、使い方としては一番簡単ですが、髪を指でかき分けて頭皮にできるだけ近づけてつけないと髪の毛ばかりについてしまいます。

塗布の仕方は自分の付けやすい方法で良いのですが、要は頭皮にちゃんと行き渡っているかが大切です。上から垂らして、髪の毛ばかりに付いている方も見受けられますので、育毛剤は頭皮に付けるものという認識を再確認してくださいね。

頭皮に塗布し終わったら、再度指の腹で頭皮全体をなじませます。

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頭皮マッサージで浸透をはかる

頭皮マッサージ

続いてマッサージです。
マッサージをしても血行がよくなるのは、その時だけだから、やっても無駄だよと言う意見もありますが、そんなことはありません。
育毛剤塗布後のマッサージは、浸透を助けるためにも有効な方法です。

頭皮マッサージは頭皮マッサージの正しいやり方を見ていただくと分かりやすいと思います。

毎回、これをやるのは大変なので、育毛剤を付けたあとのマッサージは次の方法を意識して行いましょう。

こめかみをほぐす こめかみをほぐす
まずは、こめかみをほぐします。
こめかみをほぐすことで、頭全体の血行がよくなります。

こめかみ部分がハッキリ分からない場合は、人差し指・中指・薬指の3本を使ってこめかみ周辺を当てて、目をつり上げるように押し上げます。

つり上げた状態をキープしながら、さらに上に上げるような感じでこめかみ辺りをグルグル回します。6回ほど回して2~3秒止めるを3回ほど繰り返すか、徐々に生え際M字方向に上がっていくのも良いでしょう。

首筋を押し上げる 首筋を押し上げる
首筋を押し上げると頭部全体の血行が促進されます。薄毛の方は首のコリがひどい方が多いようです。そのために頭部の血行不良になりやすいです。
頭の後ろで親指以外の指は支えるように乗せて、親指で首の付根部分を押します。風池や天柱のツボを意識して、首の付根周辺を押し上げます。

続いて、両手の10本の指で後頭部を包むように、円を描くように回しながら押し上げます。下からツムジ付近まで行いましょう。

頭頂部~前髪の生え際 頭頂部~前髪の生え際
頭頂部(頭のてっぺん)から生え際までマッサージするのですが、ここは髪の毛が細い、薄いところでデリケートな部分なので注意が必要です。
慣れてくれば、頭皮を擦らずに頭皮だけを動かせるのですが、擦って髪を引っ張ったり強い刺激は逆効果になります。

ですので、髪を引っ張らない頭皮マッサージの方法を伝えます。

土手、手根(しゅこん)と呼ばれる掌の土手・付け根部分、手首側の盛り上がった部位を使います。

手根

両手で頭頂部を包み込むようにして、指は離したまま上に持ち上げるだけでも良いのですが、できれば両手の指全体を頭頂部から生え際まで移動しながら、ツボ押しをするとなお良いでしょう。

特に頭頂部のくぼみにある百会のツボを重点的に押してみましょう。

百会のツボは頭だけでなく、体全体がリラックスしますので、ストレス解消にも役立ちます。

最後に時間があれば、掌の手根を眉毛の上やオデコに置いて頭頂部方向に持ち上げるのも良いですよ。

頭頂部が上がったり戻ったりと動いていくことで、頭皮が柔らかくなり、また毛穴も開いたり閉じたりしますので、育毛剤の成分が浸透しやすくなりますので、ぜひやってみてくださいね。

血行が促進されることで、毛母細胞も活性化することでしょう。

育毛剤をはたくさん使うほうが効果は早いのか?

たくさん育毛剤を付ければ早く効果が出ると思っている人は意外とおおいのですが、薬と同じで付けすぎても意味がありません。一度にたくさん塗布するよりも、頭皮全体に行き渡る適量を毎日2回継続することが大切になります。

たくさん使ったからといって効果が高くなることはなく、無駄なだけです。

育毛剤の効果が現れるのは何ヶ月?

髪のサイクルは5~6年と非常に長い期間をかけて入れ替わるものですので、育毛剤の効果を実感できるのは、早くて3ヶ月、普通に6ヶ月はかかると言われています。

1ヶ月とか2週間で効果があったとか、さらには次の日に実感したと言う声も聞いたりしますが、そんなに早く髪の変化があるわけがありません。

ビフォーアフターで驚くほど髪が増えたように謳っている育毛剤の広告がありますが、そういったことはありえませんので、誇大広告だと認識したほうが良いでしょう。

髪が5倍速で生えるという育毛剤も販売されていますが、そんなに早く生えるのは逆に恐ろしいことですよね。

育毛剤の効果の中で、一番期待されているのが髪の量が増えることですよね。しかし、残念ながら育毛剤にそこまでの効果を期待すると「効果なし」「期待はずれ」という評価になってしまいます。

髪の毛が新たに生える効果もあるにはありますが、どちらかといえば薄毛の進行を止める、予防するというところから始めてはいかがでしょうか?

育毛剤は自分に合っているかを確認する

育毛剤数本

初めて使う育毛剤の使い方、考え方としては、自分に合っているのか合わないのかの確認しながら付けるということです。

育毛剤を使い始めると、育毛剤の保湿成分や抗炎症作用によって、フケやかゆみが減り、皮脂過多も収まり、頭皮の調子がよくなります。そして、髪にハリ・コシがでてくる効果を実感するでしょう。

このような効果は1ヶ月ぐらいで体感することができると思います。

育毛剤の合う合わないは、このような変化が実感できるかどうかで、まずは決めるべきでしょう。1ヶ月や2ヶ月で、髪が増えない生えないと評価するのは無理があります。

1ヶ月使ってみて、フケ・かゆみといった頭皮トラブルや副作用的なものがなく、髪の立ち上がりが違うと感じたら、継続してみる目安になるでしょう。
決して、1ヶ月で髪がニョキニョキ生えてこないから合わないと判断しないでください。今のところ、見違えるほど髪が増える育毛剤はありません。

皮膚が敏感肌で頭皮も弱いと感じている方は、初めて使う育毛剤では、簡単なパッチテストを行うと安心です。

カラーリングなどでパッチテストはすることはありますが、育毛剤では今までやったことがある人は聞いたことがありません。
しかし、パッチテストをするなら以下のようにしてみてください。

パッチテストの仕方
腕の内側に10円玉程度の育毛剤を付け、自然放置します。カラーリングの場合は48時間放置するとされていますが、育毛剤の場合は15分程度で良いと考えています。

ある育毛剤で被れた経験がある私は、就寝前に付けて、朝起きたときに腫れてきたことから、できれば7時間程度はおいておいたほうが良いのかもしれません。放置時間については、自分の判断でやってみてください。

ここでかゆくなったり赤くなったりの異常が出てきたら、頭皮に塗布するのは避けておいたほうが良いでしょう。

よく返金保証のある育毛剤もありますが、こういったアレルギー反応が出て頭皮に合わないときだけに利用するものだと思います。

育毛剤の正しい使い方まとめ

いかがでしたか?
せっかくの育毛剤ですので、正しい使い方をマスターし、より効果的に浸透させることが大切だということがお分かりいただけたと思います。

最近はスプレータイプ、特に噴射がきついジェット式の育毛剤が多くなっています。一点集中でポイント的に付けることができますが、噴射がきつくて頭皮から液体が跳ねるデメリットもあります。

無駄のないように1プッシュではなく、半プッシュ程度にするなどの工夫をすれば良いと思います。

ノズル式でもスポイトタイプでも、頭皮に満遍なく行き渡るようにしてから頭皮マッサージをすることで、より血行促進につながり、毛母細胞が活性化します。

そういった活性化は夜シャンプー後に付けた時が最も高くなりますが、朝にも育毛剤を付ける理由は日中の紫外線やホコリから守るためもありますが、潤った正常な頭皮を維持するためでもあります。

育毛剤は、夜と朝の1日2回しっかりと頭皮にまんべんなく付けて浸透をはかる頭皮マッサージをしてくださいね。

しっかりと頭皮マッサージをやってみたい方は、下記の記事を参考にして、自分にピッタリの失敗しないマッサージ法を試してください。

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