こんにちは
マスター圭介のおじで理容師のユキマルです。
ここ数年、さまざまなヒト幹細胞培養液を配合した化粧品が発売されはじめているのはご存知ですよね。
そして、このヒト幹細胞培養液入りのシャンプーHasMoU(ハスモウ)が発売されました。“髪が生える”神シャンプーだという美容師達で話題になっているようです。
私は30代前半から髪が薄くなり、20年以上育毛剤を付けてきましたが、50代も後半になってくると薄毛の進行が止まらなくなってきました^^;
AGA治療薬の海外版フィンペシアとミノキシジルタブレットを飲んでみようかなと思っていた矢先、うちの仕入先(ディーラー)からヒト幹細胞培養液配合の発毛・育毛シャンプーが発売されたと紹介されました。
フィナステリドやミノキシジル配合のAGA治療薬って副作用の心配があるので、いままで躊躇していたわけですが、これはもう少し待って、このヒト幹細胞培養液入りのシャンプーHasMoUを6ヶ月試してみることにしました。
毛髪再生医療もずいぶん進歩してきていますが、シャンプーでその効果が発揮できるのかは正直疑問なのですが、少しの期待を持って使ってみます。
HasMoUを購入しました
ネットで調べると、公式サイトだけでなく、ヤフーショッピング、アマゾン、楽天からも購入できるようですが、取引先のディーラーから仕入れました。
ヒト幹細胞培養液配合のHasMoU(ハスモウ)シャンプーの容量は300ml。これで定価12,000円(税抜)って、今までで一番高いシャンプーかもしれません^^;
でもまぁ、これで育毛剤の代わりにもなりますし、使った感触では3ヶ月以上は持ちそうなので、そう考えると特別高いということでもないと考えればよいのかな?
シャンプー本体の裏面を見てみましょう。
HasMouスカルプシャンプーの特長が書かれています。
メインのヒト幹細胞培養液、正確にはヒト脂肪細胞順化培養液エキスというそうですが、それにプラス高麗人参(オタネニンジン根エキス)をはじめとした植物エキスコンプレックス(全て保湿成分)が頭皮を健やかに保ち、髪に自然な弾力とツヤを与えるとされています。
商品と一緒についている資料では、ちょっと難しそうな内容をマンガで詳しく分かりやすく説明されていますので、ここでもう一つ突っ込んで「HasMou(ハスモウ)って何?」について書いてみますね。
ミクスチャーされた3大成分とは
ハスモウシャンプーは、ADSC-CM、VITA-HA400、PROLIPHIL-F4の3大成分を贅沢に配合。って言われても何のことか分からないですよね。
成分表では、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、ヒアルロン酸アスコルビルプロピル、カプリロイルジペプチド-17と表示されていますが、これが3大成分のことになります。
ヒト幹細胞培養液は、ヒト脂肪組織から採取した幹細胞を培養した後に残った培養液で、この技術を応用して作られたのがADSC-CMです。ヒト幹細胞培養液は、英語に訳すとHuman A dipose Stem cell、略してHasと言われていますので、HasMouUというネーミングは、Hasに毛(もう)を引っ付けたということなのかもしれないですね。
ヒト幹細胞培養液には、組織再生等の働きやコラーゲン・ヒアルロン酸など様々なタンパク質が含まれ、細胞を活性化し、再生力を促進します。
最近、さまざまなヒト幹細胞培養液を配合した化粧品も発売されるようになっていることから、注目の成分の一つです。
アンチエイジングビタミンC誘導体とも言われていて、ビタミンCに低分子のオリゴヒアルロン酸を結合させて安定化させています。
抗酸化作用やコラーゲンの生成を促進し、フケ・かゆみの抑制、頭皮の柔軟性を高めることで頭皮環境を整えます。
老化によって代謝酵素のプロリダーゼの発現が低下することで、コラーゲンが不足し、肌や頭皮の環境を悪化させます。そのコラーゲン生成のメカニズムに重要なプロリダーゼを促進する役割を担うのがカプリロイルジペプチド-17というペプチド成分です。
老化によって低下したコラーゲンの生成を促進し、細胞を活性化させる効果を発揮することからアンチェジングペプチドと言われています。
この3大成分のミクスチャーをリポソーム化してヒト幹細胞培養液の効果を最大限に引き出すことをSC-MAX5.2と言うそうです。
HasMoU(ハスモウ)を実際に使ってみた感想
それでは、早速ハスモウシャンプーを使ってみました。
毛髪と頭皮をぬるま湯で十分に濡らした後、毛髪に均等に行き渡るように揉み込み十分に泡立てた後、頭皮を2~3分マッサージし、ぬるま湯でしっかり洗い流します。
このように書かれていますが、シャンプーの基本は二度洗いなので、1回目は普段使うスカルプシャンプーで汚れを浮かす程度で軽くマッサージして洗い流しました。
ハスモウを使うのは二度目のシャンプー時です。
パンフには5~6プッシュと書いていたように思いますが、これは髪の毛の長い女性の場合でしょう。
トップで12cm程度のショートヘアの私なら1プッシュもいらないぐらいで十分に泡立ちました。
気持ち的には0.8プッシュぐらいかなぁ・・・
ハスモウの使用感やニオイは?
泡立ちは悪くはなく、非常によく泡が立ちます。
クリーミーな固めの泡立ちではなく、きめ細かい泡立ち。かといってすぐに泡が消えることもなく使い心地は良いですね。
洗っている時の髪の引っ掛かりはないし、キシミもありません。
成分表に載っている洗浄剤からみて、かなり強い洗浄力があり、髪がギシギシするのではと不安でしたが、サラッとした洗い上がりで細い私の髪でも絡みつくようなことはありませんでした。
当サイトで紹介している髪様シャンプーのような頭皮をゴシゴシ擦らないマッサージ法をやってみましたが、髪を引っ張るようなことはなく、マッサージすることができます。
ハッカのニオイがして、少しスーッとする感覚は、メンタアルベンシスエキスという成分が入っているからですね。
メンタアルベンシスエキスは、ハッカの葉から取れる精油で、皮膚コンディショニング剤や香料として用いられるようです。
ハスモウを使った効果について
これを書いている時はハスモウを使い始めて1ヶ月を過ぎた段階ですので、当然まだ目立った効果は感じられません。
一応、恥ずかしいのですが、薄毛のユキマルが始める前と1ヶ月を過ぎた段階での最も気になる頭頂部の写真を撮ってみました。
この間、カットしていなくて少し髪の毛が伸びていますし、白髪も出てきていますので、比較しにくいのでしょうが、感覚的にはほとんど変化なしだと思います。
一番薄い部分の拡大写真ですが、髪の流れも少し違うのと白髪が見えるので、アフターのほうが薄くなってるのではないかと見えるかもしれませんが、結論は変化なしです。この部分が少しでも改善してくれたらなぁと期待しています。
実は2週間目あたりで、ボリューム感が出てきたのかなという感覚があったのですが、髪が伸びた重みでボリュームが出にくくなったのかもしれません。
口コミで書かれているように、「明らかにボリュームが出て自分でもびっくり」というような変化はやはり3ヶ月以上は使わないといけないのでしょうね。
効果と言えるものではありませんが、頭皮の脂浮きが多少収まった感はあります。
成分表から見て、洗浄力が強そうに思っていて不安でしたが、コンディショナーやリンス、トリートメントをしなくても髪がギシギシしないことからマイルドな仕上がりです。乾かすとふんわりサラサラにはるのは高評価ででした。
まとめ
ヒト幹細胞培養液配合のシャンプーHasMoU(ハスモウ)はまだまだ使い続けていきますが、体験レビューはいかがでしたでしょうか?
再生医療から生まれたヒト幹細胞培養液が配合ってなんとなく凄そうではないですか?
ヒト由来幹細胞培養液の化粧品は、海外ではすでに人気が高く日本でも販売されるようになってきました。しかし、原材料が高価なために化粧品価格も高いのがデメリットです。
とはいえ、1ヶ月使ってハスモウの容量の見ると、3分の1ほどしか減っていないようでした。ハスモウは1本で3ヶ月以上は間違いなくもちでしょう。最近、育毛剤を塗布しても薄毛が徐々に進行しつつある私には続けたることで救世主になれるもしれません。
髪を洗い、体を洗っている間(2~3分)そのまま放置してから流すだけなので、続けるのは難しくありません。
今までにない効果が期待できるシャンプーですが、続けないと効果なんて出ませんので、これからもハスモウを使った体験レビューを続けていきたいと思います。